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今更ながら「ハロー・レディ」をプレイして全√終わったので感想

世界観は
近未来異能モノ と言ったところか

タイトルにある ハロー ってのがこの世界における異能
そんでもってそのハロー(異能)を持った人を集めた学園が舞台

とある魔術の禁書目録みたいなもんかね
あっちよりは大分規模が小さい感じ

そもそもハローを持った人間が200人程しかいないし
学園都市なんて規模ではない ひとつの全寮制の学園っていった程度かな

能力は種類とランクで分けられてるっぽいんだけど
そもそも出てくる能力が主人公とヒロイン勢ぐらいしか詳しく説明されないのと
能力の詳細は原則他人には伝えてはいけないっていう謎ルールがあるので
何種類に分けられてるのか その辺は曖昧
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ランクも4つに分けられてるらしいんだが
記憶に残ってるのは コリフェ プルミエール エトワール
の三つというか実質最上位のエトワールの主人公勢を描いてるから他が曖昧
コリフェぐらいじゃないかな なんか説明がなされたのって
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コリフェが禁書で言うレベル1か2ぐらいだったはずで最下位のランクってことを考えると
コリフェ スジェ プルミエール エトワール なんですかね

この辺が厨2設定として燃えるところなんだから
講義って形でどっかで説明を挿めなかったのかと(ry


学園の存在意義は
HMI(何の略だか忘れたけど異能を持った生徒のことね を新人類とまではいかなくても
能力を持ってる分優れた人類として次世代のリーダーとなるべく「ノーブル」というエリートに育てようっていうあれ

そんでそこに成田真理という主人公が転校してくるというお話

200人↑のHMIの中でエトワールという最上位の能力者は5人 
そこに男性初のエトワール成田真理が転校してくるっていう感じ

ただ成田真理にはなにか別の目的があって転校してきている……って感じで始まります



√順番がある程度決まってて
最初は
珠緒or空子
2√やったら
絵留
3√やったら

BADENDとか俺達の戦いはこれからだENDとかもあります
その都度√に入るには的なヒント?コーナーみたいなのがあるのでそこまで詰まることはないかな

私は空子→珠緒→絵留→朔 でやったんだけど
そのヒントコーナーを見た感じ 珠緒→空子→絵留→朔 がメーカーの意図した順番なのかな?

朔√で微妙に躓いたけど
コンフィグ画面でキャラが数字の札を持ってて多分あれが好感度?だから
選択肢に朔がいるときはそれ選んで朔がその札を持ってないけど表情が変わってて
かつ主人公の数字は覚悟だからその覚悟を9にしとけば多分進めるはず

珠緒関連で思ったのは
単なる戦闘では学園で2番目の能力のはずなのに常にかませなのはどうなん?っていう

珠緒の能力は所謂身体能力強化
速くなるし攻撃は重くなる 
っていう単純ながら強力な能力なのに活躍するシーンはほぼ皆無(。ŏ_ŏ)

強いて言えば奥の手を主人公に使った時ぐらい?

@は√の締め方かなー

主人公の復讐を止めようとはするんですけど
主人公を諭すことも出来ずに本当に無理矢理というかただ駄々っ子だった印象

それでいて復讐の標的があっさり事故みたいに死んで消化不良感があった


空子関連は
まず割りと最初から主人公に好意があったのは主人公に春水の面影を見ていたのか
出合って数日の男に突然合意の上で胸揉ませるってこいつ大丈夫か と思わざるを得なかった
まぁ主人公がね 変態キャラではあるんだけども 問題なのは合意の部分ね

あとは能力だなー
他者の傷が見えるっていう能力なんですが 
まだ不完全?不安定?ってなってたから覚醒はするだろう とは思ってたけど
進化しすぎて はてな?と言わざるを得ない

傷ってのは終端に最も近づく点で~~ 
そんでもって覚醒した空子の能力はその終端に誘導することで万物を完全な安定
すなわち死に導く 

みたいな 突然の覚醒で( ゚д゚)ポカーンとならざるを得なかった
直死の魔眼かな?

@二重人格って設定もきちんと使い切れなかった印象
てっきり男勝りなほうの人格が実はオリジナルって流れかと思ったら別にそんなこともなかったし
あの向かい合うCGで微妙に体のサイズが違うからなんかあるのかなーとか思ったのに何もなかったし
強いて言えば瑠璃が関係してたのかもしれないけども

話の流れ自体は良かったんだけど
最後の締め方はうーん……と思ってしまった

あのまま2人相撃ちで眠るの方が綺麗だったのでは?
まぁそうするとハッピーエンドにならないからなんだろうけどね

絵留√は

行動の支離滅裂さというか
主人公に心を開いたかと思いきや
朔の人形だったんですよ と思いきや
主人公に心を開いてる みたいな

主人公と大義を撃ったあの辺の右往左往?というか
あの後主人公のベッドで手当てなりしてるんなら何故撃ったのか 

それと朔の狂気に始めて触れる場面でもあるんだけど
能力が唐突に分かるからか能力同士のバトルが燃えないというか 
そもそも主人公の能力って最後の朔√でやっとわかるんですよ
この絵留√まできてれば大体こんなのじゃねってプレイヤーも予想してるとは思うんですけども

こいつら何をしているんだ感が拭えない

唐突なチート能力の朔にハローは効かないって言った絵留が自爆特攻していくかのごとく

それとこれも締め方が……うーん 
このあとの朔√の前提感が否めない

朔√は

朔自体にはなんもないな

いいキャラしてたし色んなことの動機というか悩んでた理由とかしっかりしてたし

問題は
瑠璃と大義かな

朔でもなんやこのチート能力!?

なのにぽっと出の瑠璃が更なるチート
チートっていうか もう なんなん っていう能力
能力自体はちょくちょく見るかなーみたいな
なにもかもを凌駕するっていう能力
死んでも生き返って同じ方法では殺せない?のかな
DDDの妹みたいなもんかな

それでいて地力がもう波旬みたいなもん 触れられたら吹っ飛ばされる

絵留√での朔の狂気の理由付けというか
ラスボス?として描いてるんだけど
伏線皆無だから うーん。。。 っていう

まぁこういうことしないと朔√を上手く締められない感はあったからしょうがないのかねぇ

@倒し方もね
本当に万能のチート能力だからさ
倒す方法なんてないわけさ

そら つまり 更なるチートに目覚めるしかないわけで

まぁ朔の能力自体は 空子のオンスロート化をとめたあれで
若干の伏線はあったけどさ
唐突にこれも目覚めたのに何故か主人公が解説してるのがなー

@ここで主人公の能力も分かるんだけどさ 超地味なの
いやまぁ 主人公のスタンス的には培った技術でハローなしでも能力者を凌駕するポジで
そこまで能力に頼ってるわけでもないから地味なのはある意味でいいことなんだけど

直前にそのポジも仇敵である黒船理事長に鮮やかに奪われているというかね

まぁ最後の瑠璃に一発与えたあれはかっこよかったけども

あと大義ね
すげー謎の黒幕感と大物感を常に出し続け 
こいつはどんなすごいことをしてくれるのかって期待を煽っといて

やったことは瑠璃を解き放つだけて

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

いやまぁね HMIに対する普通の人間の立ち位置キャラは必要だと思うし
言い分とかもわからんでもないけど

今までの√でのお前はなんだったのか と


気になったのはそんな感じかな

とネガキャン風味に書いてしまったが
作品通しては充分に面白かった

何よりサクサク読めたのがいい
話がぽんぽん進むしこの先どうなるんだっていうワクワク感は充分にあった

だからもったいないのはハローっていう異能の設定が粗い
@詠唱?が一応あるんだけどどれもださい
あそこ英語じゃなくて 日本語そのまんま読んだ方が良かったんじゃないかな

どれも無理に英語を読んでる感が伝わってクリック連打せざるを得ない

それか タイプ訳にリア王だのハムレットだのつけるならそこだけ英語とかさ
あと異能の設定の粗さって部分なんだけど
リア王Ⅰだのリア王Ⅲだのの数字は結局なんだったんすか

物理干渉型をハムレットとかドヤ顔で説明するなら
何が何型なのかっていう説明を入れてくれ_(:3 」∠ )_

キャラ自体はどれもそこそこ可愛かったりいいキャラしてるし
話もそこまで長くもなくサクサク進むので

異能系のお話が好きならそこそこ楽しめるんじゃないかな
ただ粗はそこそこ見えるからノリで楽しんだほうがいい

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