さて第11話
まさかのレイドボスが共闘するという
想定外かつシルバーソードというギルドを崩壊させかねない大事件が起きて
ウィリアムが独白をして何とかもう一回挑戦しようという熱を取り戻したところですね
そしてそこでシロエが
真の意味でシルバーソードと共闘するために腹を割って話し合った訳ですね
ウィリアムが共闘を即了承してくれてるからあれだけど
なんでこのレイドに挑戦する必要があるのか とか話してないし
シルバーソード側も最初は大災害後の前人未踏のレイドに挑戦するってのが目的なので
シロエ達をお客扱いというか 真の意味で仲間だとは思ってなかった訳ですよ
だけどあの絶望的な状況をどうにかするには
真の意味で戦友になる必要がある
そして
いけるかもしれないわずかな可能性にかける回
まずは直継とシロエの新装備
直継は引退からの復帰なので装備が古いんですね
よって出し惜しみせずに新装備に換装
装備には 製作級 秘宝級 幻想級 とランクがあるんですが
製作級は要は生産品 素材を集める手間はあるもののそこまでの難度ではない
秘宝級はダンジョン等の特定ゾーンでのドロップ品
幻想級はレイドによる報酬
と 下にいくに連れてレア度も上がり性能も上がる
前の直継の鎧は 秘宝級
そして換装した新装備は
〈銀嶺の宣誓の鎧〉という大災害後にアキバの職人達が新たに作り出した鎧
作り出したということでランクで言えば製作級
と本来なら格が落ちるんですが
大災害後の新たな技術での製作なので性能は幻想級に匹敵する程
今まで装備してなかった理由の一つに
職人が手ずから作っているので、元からあるゲーム時代の装備と違って
簡単に着たり脱いだり出来ないんですね
だからアニメの描写でのあんな感じに装備出来るものではないはずなんですけどね
盾も製作級のものから幻想級の〈獅子王の剛盾〉へと換装
しかもフレーバーテキストなのかな?がいい方向に働いてるのか
ゲーム時代よりも高性能になってるとかなんとか
シロエは元より幻想級で固めてたんですが
より今回のレイドに合っている幻想級へと換装
戦友は嫌いなままじゃいられない
あの絶望的な全滅を乗り越えて得たものがあったんですよ
夢の中にシルバーソードのメンバーが現われたことはありません
ここはメンバーが1人ずつ喋るっていうアニメの演出がいいね
そこから進むことで先にいるイブラ・ハブラだけと戦うという作戦
ゲーム世界では考えることもなかった
というかゲーム世界ならきっとこの鉄の柵を壊せないだろうからね
ここがゲームではなく現実に変わっているからこそ出来る作戦
ちなみに斬ったスキルは本来はネタスキル
〈斬鉄剣〉
その他_扉や障害物などの破壊可能なオブジェクトを一撃で破壊できる(と喧伝されていた)特技。
タイアップキャンペーンで配布された巻物で習得出来る技であり、一種のエモーション(キャラクターが一連の動きをとる遊び要素)である。斬撃とともに鋭い金属音と閃光が走り、ふたつに割れた石像(なぜか現れる)が割れるというものであった。戦闘用の特技ではないためダメージを与える能力はなく、人間やモンスターなどを攻撃する用途には使えない。
〈大災害〉の後は石像が現れなくなったかわり、さまざまなものを一刀両断できるようになり、建物の解体や土木工事にも重宝されている。草を刈ろうが野菜を切ろうがシャキーン! という金属音と閃光が出てしまうために、おもしろ特技という位置付けは変わっていない。
だからシロエ以外は思いつかなかった
そして次のチャンスがないかもしれないってのは
一度この作戦を使った以上最初から柵が開いてるかもしれないし
そもそも壊されてしまった場合それがそのままである可能性もある ということ
シルバーソードにも辛酸を舐めさせられ
デミクァスのギルドブリガンティアは壊滅
そしてそれよりも悲惨な全滅を見たはずのシルバーソードは誰も折れない
とデミクァスにも思うところがあるんですよ
ログホライズン初のカンストヒーラーですかね
ミノリはまだカンストしてないし
カンナギだからヒーラーと呼びづらい職業
しかし2体を相手取ることは想定内
だから最初に直継に壁際に誘導しろって言ってるし
シルバーソードの盾役ではなく 直継が第一の盾役をやってたのもそのため
〈滅びたる翼の白杖〉
所有者の支援魔法の効果範囲を拡大させる杖
入手がとても困難な幻想級の杖
クールタイム2割減だと エクセレには及ばんな
エクセレって7割カットだっけ?8割カットだっけ?
まぁその代わり効果時間が段違いだからね
ドラネスで例えるならどっちかて言うとスターシェイカーかな
レイドに参加する全プレイヤーの情報も把握
更にはこのまま戦うとどうなるかという未来予測も同時に行う
これがシロエの口伝・・・ ではないんですよ
これは単純なシロエの技術 ゲーム時代からやってるらしいからね
フルコントロールエンカウント だったかな
ミノリがこれの真似事してたでしょう?
でもミノリは1PTが限度だったし、そもそも細かいところの精度が段違い
と言ってもミノリはミノリですごいんだけどね
シロエの真似事出来るってそういないからね
そして 勝機が見えたところに・・・
現われる影の尖兵
希望的観測ではあったものの
ルセアート自体はこのエリアに来れないという作戦は成功したが
自傷し影の尖兵を生み出すという想定外の事態
影の尖兵を引きつけて逃げ回れという
ほぼ死刑宣告に近い命令を出すシロエ
シルバーソードのメンバーが反応する前に躍り出るデミクァス
今の今までシロエは頑なにデミクァスの名を呼んでないんですよ
「デミクァス」
「おう」
「――デミクァス、ぼくはあなたが嫌いです」
「俺もだよ、ログ・ホライズンのシロエ」
シロエとデミクァスはやっと折り合った。
折り合わないという一点で、折り合ったのだ。
平和的な和睦ではないですが
お互いがお互いをひとまず認めたといったところですかね
もちろんそこにもレイドボスがいます
そしてもう1人 供贄一族の菫星
と ゲーム時代ならきっとここで最後のレイドボスとの戦闘なので
素通りなんてもってのほかな訳ですよ
だけどここはもうゲームじゃない
戦わずして勝つ方法を模索すればいい
それはいかなる方法で・・・
いくらレイドボスを従えているとはいえ ついに最奥まで辿り着かれた訳ですよ
それも不死の冒険者
シロエ達目線からだとこのレイド戦そのものが絶望的だったけど
菫星目線で見ても同じことなんですよ
何度倒そうとも蘇り着実に進んでくる不死の軍勢
そして奇策を用いられたとは言え ついに最奥まで辿り着かれた
ここではシロエに勝てても次はわからない
諦めない限り永遠に進んでくる不死の軍勢
これもまたとんでもない絶望
シロエがなにを求めていたのか…
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