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17話

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葛木先生の回想いいね

型月名物 山育ち 
前にも少し触れたっけ?

月姫知ってる人なら七夜とかを思い浮かべるといいんじゃないでしょうか
とある山にて暗殺道具として育てられた存在
鍛え上げた技能というのが暗殺拳「蛇」
型が非常に奇特で読みづらく奇襲に優れる暗殺拳

簡単に言うと初見殺し
その効果たるやサーヴァントが相手であろうと初見ならば優位に戦える程
ライダーを殺しセイバーを圧倒した程の暗殺拳

とそんな暗殺道具として作られた存在

それでもって道具として仕事を果たして自害する
となるはずだったんですが
自分の成果に疑問を持ち惰性で生き続けていたんですよ
そして柳洞寺に客分として居候しているところキャスターと出会う と

あれはキャスターにとって運命の出会いだったんですが
葛木にとっても運命の出会いだったんですね

そんな道具として心が死んでる葛木の目的とは何か とキャスターは尋ねてるんです
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そんなシーンでこんなくっころカットを混ぜるから
葛木先生の話が頭に入ってこない

まぁ要はキャスターを助けたいんですよ
だからキャスターの願いを叶えたい 聖杯戦争にて勝利の助けとなりたい 
そんな感じでしょうか
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そして正面対決

キャスターと魔術戦をするために煽る煽る
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そして外ではアーチャーvsランサーの戦いも佳境

ランサーが最初の方はガンガン出てた理由は
マスターに「お前は全員と戦え。だが倒すな。一度目の相手からは必ず生還しろ」
みたいな令呪を使われてるので
ほとんどのサーヴァントと手加減というか枷をつけられて一度戦ってるんですよ

生き残るという点においてはサーヴァント随一のランサーだから出来たこと
どれ程かと言われるとあのギルガメッシュ相手に半日戦えるレベル
しかもただ逃げるだけではなくギルガメッシュにも傷を負わせる程

ちなみに余談ですがマスターの所為もあってか
ランサーが全力で戦えたのは対アーチャーとのこの1回限りかな?

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貴様の剣には決定的に誇りが欠けている
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狗 と
クーフーリンにおける禁句を吐くアーチャー

狗が何故禁句かって言うと 
王の番犬を不可抗力とは言え殺してしまい
その際に番犬の代わりになるっていう誓いを立てているんです
「クランの猛犬」なんていう異名も持っていたり

だからこだわりを持っていて侮蔑的意味で狗と言われるのを嫌ってる

そんなランサーに
誇りなんてもの狗に食わせてしまえ と
2重に煽ったものだからこうなってるんですよ

ちなみに当然ながらわざと煽ってます

そしてランサーが宝具を発動する
煽った意味はここ

セイバーに放った宝具 
刺し穿つ死棘の槍 と書いて ゲイ・ボルク

アーチャーが簡単に解説してますが
「心臓に槍が命中した」という結果を先に作り出してから「槍を放つ」という原因を作る
起こるのは必殺秘中の一撃 因果逆転の呪い
それでいて1対1ならば6連戦この宝具を使ったとしても魔力補充を必要としない

これを避けるには幸運であること以外にない
幸運Bかつ直感スキル持ちのセイバーがギリギリ避けられたものの傷は負う程
それも幸運が高くても稀に外れる程度なので
何度も使われたらセイバーと言えどもいずれ当たる

アーチャーが言うように懐に入れないという前提もあるんですが
敏捷において他の追随を許さないこのランサーを懐に入れないっていうのがまず無理ゲー

とこちらを使われていたら詰んでるんです

だから煽る事でより本気な方を使わせてる訳です
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突き穿つ死翔の槍 と書いて ゲイ・ボルク

読みは一緒なんですが投槍として発動する形

↑の刺し穿つ死棘の槍を命中を重視したものとすれば、こちらは威力を重視したもの

とこちらの方が一見やばそうなんですが
アーチャーも芸達者なので
対抗する術を発動するタイミングがあるこちらならばギリギリなんとかと言った感じ
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対抗する術とは
熾天覆う七つの円環 と書いて ロー・アイアス

七枚の花弁状の障壁を展開する。
一枚一枚が古の城壁と同等の防御力を持つ。伝承により7枚目は他の花弁より強固になっている。
「投擲武器や飛び道具に対して無敵」という概念を持つ概念武装で、それ以外でもかなりの防御力を持つ。

と言った宝具

トロイア戦争において大英雄の投擲を防いだアイアスでさえ~ って言ってますね
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この軌跡がまたいいね
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満身創痍のアーチャーにまだ余裕のあるランサー

ランサーの役目はアーチャーの足止めなのでこれにて終了
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そして中での戦闘

士郎目線から凛目線へ

ここでの凛の詠唱は

「――――Acht……!」

「――――Sieben……!」

「―――――――Sechs Ein Flus, einHalt……!」

「Funf,Drei,Vier……! Der Riese und brennt das ein Ende――――!」

「stark―――Gros zwei」


とこんな感じ

前も書いたけど凛の詠唱はドイツ語
最初のAcht(アハト)なら結構分かる人がいるんじゃないかな

ドイツ語で8番目 

とここの詠唱は基本的に数字

というのも凛の宝石魔術は
自分の魔力を17年間込めた10個の宝石が切り札なんですよ

それの8番目を使ってるってこと
10番目から使ってるはずなのでこれで3つ目

1つ目は対バーサーカー時に使ってたかな
2つ目は学校に閉じ込められた時に骨の兵に使ってましたね

ちなみに3つ分使ったあれは
バーサーカー相手にも1回なら通じるレベルの魔術だったはず

それを事も無げに防ぐキャスターが規格外
ことキャスターというクラスにおいては最強レベル
そんな魔術師に現代の魔術が通用するわけもないという

それでもそのキャスター相手に魔術戦になってるだけ凛はすごいんですよ
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魔術戦は布石
勝てないことを承知であえて代えの効かない宝石を使って見せることで相手から油断を引き出す

凛の後見人はあのマーボーこと言峰綺礼ですからね
ある程度八極拳の手ほどきを受けています

「stark―――Gros zwei」
これは目くらましではなく、肉体強化の魔術

ただある程度こなせるだけで当然葛木には勝てません
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セイバーの扱いよ 
次回きっと活躍するから!

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ついにキャスターの素顔が

だって 私の望みはさっきまで叶っていたのですから……

ここ本当にいいよなぁ

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そしてもう一つの重大なこと

アーチャーが トレースオン という詠唱をしたこと

基本的に型月世界における魔術の際の詠唱ってのは個人個人違うんですよ

まぁもちろん親子だったりとかで似る場合はありますけども

士郎の場合は誰かの参考ではなく
完全なるオリジナルで トレースオン っていう詠唱なんですが

それと全く同じ詠唱をするアーチャー
それが意味することは……
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キャスターは消えたがなお戦う葛木
ここで拳への強化魔術が解けていきますね

完全なる生身の状態

しかも葛木の蛇は初見であることが全て
初見でもなく強化の魔術もない葛木がアーチャーに勝てる道理もなく……

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セイバーを助けに行く士郎へ迫る剣
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凛も閉じ込め
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アーチャーの真の願いとは 「自らの手」による衛宮士郎の殺害 

ここで言う守護者ってのは
13話だかの時にも出てきたあれです

世界の道具というか 世界の掃除屋というか
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そして次回予告

もうこの絵面はついにあれですかね