
23話
第五次聖杯戦争の最終局面


決戦前
前回にも少し触れましたけど凛ですら
セイバーのエクスカリバーの魔力は2発分
1発は聖杯に使うから対ギルガメッシュには使えない と
まぁ仮に使えたとしても
ギルと宝具の撃ち合いをしても勝てないので
結局問題はどれだけ時間を稼げるか という点

ギルガメッシュの足止めをするはずのセイバーが
いないはずのアサシンに足止めをされる と
サーヴァントによるサーヴァント召喚という異例というか違法というか
そういうあれで成り立ってるので
正規のアサシンではなく少し特殊な状態
生前にも柳洞寺に縁がありそれを繋がりとして呼ばれた状態
魔力供給はキャスターが概ね賄っていたものの現界してる依り代は柳洞寺の山門
だから山門からは離れられず、残った魔力でなんとか存在出来てる感じ
なんでギルガメッシュとアサシンは戦ってないんだ?ってのは
ギル自体は受肉してるので別に正門?を通る必要がないからだったかな
だから他のサーヴァントと違ってマスターの有無は関係ないんですよ
そもそも第五次のサーヴァントじゃないしね

士郎と凛はギルガメッシュと遭遇
ただの魔術師2人なので慢心に慢心をしてますけど
それでこそ英雄王だからね しょうがないね

聖杯は完成間近
計画が狂った以上別の行動をするしかない ってことで
凛が器となる慎二の救出
士郎がギルガメッシュから凛を守る盾
17話だったかな? で凛の切り札は10個の宝石って書いたと思うんですけど
対キャスター戦までで9個使ってるんですね
なのでこれが最後の1個
詠唱はないけどキャスター戦のあれみたいに肉体強化?じゃなかったかな

士郎がよく反応出来たなってあれなんですが
ギルが出てきた時点で凛のことを最優先で守ろうとしてるので反応出来た感じですかね

ここは何を言ってるんだこいつ となりますけども
そもそもが違法な召喚なので
架空の英霊として 佐々木小次郎 が召喚されてる訳で
佐々木小次郎という殻を被るに相応しい人物が選ばれただけなので亡霊に近い
裏話というか冬木の聖杯戦争においては本物のアサシンはハサン固定ですし(何代目のハサンかで能力は違う
「燕返し」を披露出来るという点で最も相応しいと選ばれたのがここに現界されたアサシン
生前はそもそも名を持つような身分でない存在
ニコニコ動画とかだとNOUMINとか言われるように
元は農家の子供 それが山に住む剣聖の太刀筋に魅了されて弟子入り?した感じ
と言っても剣に関してのことはほぼ教わらずに師匠?は死んでしまったので剣技自体は我流
ただの農民(ただし己の剣技だけで第二魔法の境地に至れる
葛木先生も含めて型月世界の山育ちは常識で考えちゃいけない存在なので気にしない方向で

ギルガメッシュによる聖杯解説ですが
多分原作プレイかどこかで設定を見たり聞いたりしてないとちょっと意味分からないですよね
説明するとすごい長いんですが
そもそもこの聖杯戦争ってのは
アインツベルン 遠坂 間桐 という始まりの御三家が
根源へ辿り着くための孔を作ろうというシステム
実際このシステム自体の完成度はとても高くて
ギルガメッシュが「このシステムを考えた奴は間違いなく神域の天才だろうよ」と言う程
アインツベルンと間桐は根源へ至り「この世の悪の根絶」が目的
遠坂は根源へ至ることが主目的(正確には宝石剣がどうたら~と別の話
なんですが第一次第二次共に失敗して
時間だけが経って目的が変わっちゃってたりするんですね
遠坂はそもそもが根源へ至ること
つまり聖杯戦争を勝つことが目的なのであまりぶれてないんですが
アインツベルンは聖杯戦争が終結して聖杯が完成する
=第三魔法の再現がなされればそれでいい と目的の下方修正
間桐はこのアニメだと出てこないんだけど当主は爺さんなんですよ
それもこの聖杯戦争っていうシステムを作り上げた1人が今もまだ生きている状態
だから目的が延命に変わってしまっている
本来は延命してこのシステムを完成させこの世の悪の根絶が目的なんですけど
延命という手段が目的に変わってしまった感じ
ということで本来の目的がぶれ
とにかく聖杯が完成すればいいって状態になり
第三次聖杯戦争において聖杯が汚染され
この世の悪の根絶が目的だった聖杯がこの世全ての悪で満たされるという皮肉な状態
結果 この世全ての悪 で この世の悪の根絶 を果たすには
人類が皆死ねばいいとなり 人を殺すのに特化した兵器となってしまっている
まぁアーチャーのところでアラヤってのがね
人類という種を守るために抑止力だの守護者だの~ っていう話がありましたよね
ってのがあるので世界がギルの邪魔をするというか
士郎達の後押しをするっていうまた裏話もあったりするのでややこしい
さてアニメに戻って
あっさり慎二が引き抜けましたね
まぁここは士郎対ギルガメッシュがメインだからね しょうがないね

王というのも窮屈でなぁ
雑種に本気になった時点で我にとっては敗北よ
故に喜べ 我はお前などに本気はださん
慢心王と呼ばれる所以
まぁ実際本気出されたら士郎でもどうしようもないからね

普通に戦っても技量が足らない
ならばどうするか 同じものを複製して相殺すればいい
「――――投影、開始」
「――――憑依経験、共感終了」
「――――工程完了。全投影、待機」
「っ―――停止解凍、全投影連続層写………!!!」
ちなみに詠唱はこんな感じ
原作だと横文字のルビがあるんだけど まぁスルーしよう

そこで慎二を取られた聖杯の暴走
ここで重要なのはギルガメッシュの宝具たるエア
これを出すには鍵を回すっていう一工程あるってこと
そして宝具を見た士郎が解析出来ないこと
乖離剣と一応剣なんですが実際は空間切断を引き起こす概念のようなものですし
人の手によるものではない神の手によるものなので解析出来ない
だからもちろん投影も出来ない
そしてギルがエアを抜いたってことですかね
これはギルにとっての切り札的なものなので認めた相手にしか出しません
まぁ初期のギルとかExtraのギルとかだと矛盾的なのもあるんだけど
そこらへんは次話でどうなるか…
↑で書いたけど聖杯自体は認めてるのでエアを抜いたって考えるといいんじゃないですかね
ちなみにこの発動?自体は低出力も低出力
fateの世界だと真名解放って言って本気で解放する時はその名前を宣誓します
エクスカリバー然り このエアで言えば エヌマエリシュ って言う必要がある
初期のギルの矛盾ってのは
ここで本当は気まぐれでエア抜いて士郎に向かってノリで使っちゃうんですよ
認めた相手に使うはずでは?ってのでここで改変されたのかな?

セイバーが押されてるのはそもそもアサシンの剣の技量がずば抜けている
どれ程かと言えばキャスターの助けがあればヘラクレスことあのバーサーカーですら退けられる程
それと士郎と凛が気になって集中出来ていない
何せ本来なら自分がギルガメッシュを足止めしないといけない
なのに自分が足止めされている
そして仮にここを抜けてもギルガメッシュと戦う余力を残さないといけない
という様々な理由で押されてます
がここで小次郎が仕掛けてきて倒すことに集中する と
直前に小次郎が顔を顰めているのも重要ポイント

決着
まぁこれも原作知らないと
あれ燕返しは逃げ場がない技では?
セイバーはどうやって抜けて切り返したの? ってなりますけど

刀が歪んでしまって空間に隙が出来てしまってるんですね
それを見逃さないから剣の英霊
小次郎が顔を顰めていたのは刀の歪みに気づいたからですね
そしてぼろぼろの士郎 ってとこで終わり

次回予告がいいねぇ
「いくぞ英雄王――――武器の貯蔵は充分か」
この台詞がフライング感あるけどやっぱり燃える
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